2011年1月29日土曜日

スイングイップスの本質

今日、ホームコースに行って練習だけしてきました(^^)。
少し風があって寒かったですが、コイン 10 枚 250 球を、ドリルを交えてじっくり打ってきました。これだけ打って無料なので、まさにメンバーライフですね(^^)。

今日はアイアンはそこそこ打てるようになりましたが、やっぱりドライバーや FW は全くダメでした(T_T)。まだまだ当分かかりそうですね(T_T)。

さて、今日は少しイップスの話を書いてみようと思います。

一般にイップスというと、パッティングイップスを思い浮かべる方が多いと思います。
あるいは、アプローチイップスも時々聞きますね。

どちらもゴルフの中では最もフィーリングを重視する繊細なショットですね。
私の場合、幸いなことに今のところはアプローチとパッティングにはイップスは出ていません。こんな状態になっても、今のところアプローチは好調です(^^)。

一番深刻なのはドライバーです。
短いアイアンは打てるようになってきたように思います。少なくとも練習場ならアイアンは打てるようになってきました。あくまでも練習場での話ですが…。

問題は UT 以上の長さのクラブですね。
短いクラブから打ち始めると、それまで普通に打てていたにもかかわらず UT を持った瞬間にイップスの症状が出ます(-_-#)。

スイングのイップスを知らない人には、一体どんなことになるのか理解出来ないと思いますが、かなり前から有名人がイップスになっていて、結構笑いのネタにされているんですね(^^;。

その有名人というのは、元 NBA のスタープレーヤー Charles Barkley です。
私は彼が現役で活躍しているときから彼を好きでした(^^)。

私がゴルフをやるようになって、とあるプロアマ戦に出ていた彼の姿を見て衝撃を受けたのです。彼はとてつもなく無様なカッコ悪いスイングをしていました(-_-#)。

今なら YouTube でいくらでも見ることができますね。
下に2つほど載せておきます。どんなものかじっくりご覧ください(^^;。



いかがでしょう?
ダウンスイングの途中で完全に固まってしまってますね(^^;。

彼は、打つ前の素振りは非常にスムーズです。素振りを見ている限り、こんなスイングをするとは誰も思わないでしょう。

普通の人は間違いなく「何であんなところで止めるの?」と思いますね。私も初めて見たときはそう思いました。「あんなところで止めるから打てないんだ」と。

こんなところで止めていては、まるで打てる可能性がありませんよね(^^;。

しかし、これが紛れもないイップスです。
本質的に私の症状も全く同じです。

ですので、私は彼の体の中で起きていること、彼がスイング中に感じていることの全てが理解できます(^^;。

見た目の症状は私の方が軽いかもしれませんが、本質は同じで、今私はこれと闘っているのです。

ダウンスイングに入った途端に止めてしまうというのは、止めたくて止めているのではありません。上半身が硬直して、それ以上振れないのです。本人の意志とは関係なく、勝手に固まって振り出せないのです。
何度も振ろうと努力をして、ダウンスイングを繰り返していますが、なかなか振り出すことができず、しまいには完全に体勢が崩れた状態で力任せに振らざるを得ず、途方もないミスショットになってしまいます(-_-#)。

私もラウンド中にイップスの症状が出ると、これとほぼ同じ状態になります(-_-#)。
一度出たら最後、もうそのラウンドでは復活できません(T_T)。

これをどうやって解消するか?
それが大きな問題なのです。

このような現象が起こる根本原因を取り除かない限り、脱出はないと考えています。
ではその根本原因とは、それは「ダウンスイングが怖い」ということです。私の場合「このまま振ったらちゃんと打てない」と感じてしまうことですね。

つまり、そのまま振ってもちゃんと打てる経験を地道に積み重ねることしか方法がないと感じています。

素振りとかシャドースイングは普通にできるのですが、ボールを打とうとするとそういう風に振れません。まず問題なのが「素振りでできるところにクラブが上がらない」ということです。テイクバックが完全に崩れているのですね。

「正しいところにクラブを上げると、全く打てる気がしない」というのが、今の最大の問題点だと考えています。

本当は正しいところにクラブが上がっているのに、「それでは打てない」と感じてしまうのです。つまり、「それでも打てる」という経験がどうしても必要なのです。私はそれを「小さな成功体験」と呼んでいますが、その小さな成功体験を積んで、まずは練習場でボールを打つときに普通のテイクバックができて、それでスイングができることですね。

コースでできるようになるのは、その次の話です。
過去2回のイップスの経験でも、解消の道筋はそうでした。これにはどうしても時間がかかります。

ただ、回数を重ねるごとに、イップスの症状が酷くなってきているように感じます。前回より脱出が大変そうな気がしています。

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